迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

純喫茶“It's Me Cafe”2018 六杯目

マーティ(以下テ):今年は本当に、“災い”が多い一年だったね。勿論、マスター自身のこともそうだけど、それ以上に様々なトコで自然災害に伴う不便な生活を強いられた人が多かった…来年はできれば、穏やかであってほしいね。
エルハ(以下エ):それは言えるわね…でも、本当に“穏やか”な年って案外“退屈”かもよ?

テ:あのねぇ…


(カランカラン…)

っと、いらっしゃい。
ジャスディ(以下ジ):今年はちょっと、寒暖差が激しいね…あ、ホットミルメークココアでw
テ:また、激甘なモノを…
エ:はいはいw
ジ:自然災害は仕方ないこととしても、なんで日本て、被災者に対するフォローが、海外に比べてダメダメなんだろう?
テ:ジャスディ、そこは地域的な“裏”を知った方がいいよ。日本“だけ”がダメって訳じゃないから。
ジ:でも、避難所での待遇や配給を見てると…
テ:だから、“裏”を介して見たらわかるよ…実際の被災地で、なんで避難所内での“二次被害”が出るのか、設備などの“地域的概念”とか…特に、公立学校を指定避難所にしてる地域ほど、実は有事の備えそのものが、結構いい加減すぎて話にならないのは。
ジ:“有事の備え”って言っても、それは公的資金でどうにかなることじゃないっすか?
テ:キミが注文した飲み物以上に甘いねw 公的資金の“正体”は税金であり、税収が良くて様々な対策を独自で行えてるトコだとわかるけど、日本全体を見て、そういうのができてるトコってあると思う?
ジ:そう言われると…
テ:そもそも、日本人的な思考には、被災地を“切り捨てる”事による政策を是としてきた部分があって、その際たるモノが沖縄の基地問題であったり、被災地域の農家へ対する再建支援などを“行わない”という姿勢なんだ。
エ:でも、それって…なんらかの“理由”があるからでしょ?
ジ:要点を言えば、“救済”よりも“残留”できた人だけで物事をどうにかしようという考えっすか?
テ:ちょっと違うね…敢えていうなら、生き残った“健常者”以外排除して、できるだけ簡素化する事に焦点が行きがちなんだよ。だから、今までの災害対策についても、その“前提”は、復旧作業や救援活動を迅速に行える様に、高齢者や身障者を“避難”というカタチで“排斥”してる訳であり、避難所も、単に雨風がしのげればいいという事で整備してるから、体育館や講堂といった、避難者を単に“詰め込む”単に感覚で作ってるから、長期滞留を前庭にしていないんだ。だから必然的に、設備そのものがお粗末で、しかも冷暖房もない訳なんだ。逆に言えば、阪神大震災をきっかけに、早期の仮設住宅の設置と復興支援住宅の整備に重点を置いてるからこそ、避難所はあくまで“短期間”の使用という方向になってて、季節や状況関係なしで、被災者を詰め込んでると考えていいんだ。
エ:そもそも、有事に対する事前整備を“無駄な公共工事”として反発してる人程、災害発生時の経済的損失を理解できてない人が多いわ。公共事業そのものは確かに、莫大な血税を使う行為だけど、それで被害が最小限で済むなら、コスパ的に“安い”モノよ。
ジ:…だけど、やっぱり貧富の差を考えると、被災者が報われないのっておかしい。だから、もっと富裕層が税金を払えば…
テ:それ、一番の間違い。絶対数は貧困層の方が多く、しかも貧困の“理由”が様々であり、一概に支援を行うには“条件”をつけざる得ないのが現実。そして、重要なのは、公的資金を使わずに慈善活動を行うことを、日本の場合は事実上“禁止”してる。ここが“問題の本質”であり、ここの部分を理解してない人が多すぎるんだ。だから、だから、“法の抜け道”として、憲法が保障する“信仰の自由”を盾に宗教法人を作って、そこが慈善活動をやってる様に見せかけざる得ないんだ。
ジ:ちょ…それって、宗教の“悪用”じゃね?
テ:いや…むしろ海外でも、組織・団体が“宗教”を名乗る以上は、その教義に基づいた慈善活動することを義務付けてる様なモンだから、ここの部分は問題ないね。だから、宗教法人法に基づいて、宗教法人が信徒や参詣者からの収益は、原則“非課税”になってるんだ。だから、学校や病院、そこに付属する公共施設の運営管理に宗教法人の名前があっても、それは“慈善活動”の一環としてカウントされてるんだ…だから、私立の学校に宗教名が存在してるのは、その一環なんだ。
ジ:宗教の本質って、イマイチよくわからなくなってきた…
テ:だから。宗教色を消すために、国民から広く税金を徴収し、それを生かすのが公共事業であるべきなんだけど、ここの“根幹的な意義”が、社会的にスッポ抜けてるから、いかなる公共サービスも“無駄”になるんだよ。
ジ:つまり“国”という名の“宗教”からはみ出て文句言ってる時点で“罰当たり”ってことっすね…

純喫茶“It's Me Cafe”2018 五杯目

マーティ(以下テ):若手人気タレントの政治的発言に対する批判…批判されてる“理由”を理解せずに、批判した人を批判してるのは、ちょっと違うんじゃないかなぁ…
エルハ(以下エ):それはそうよね。政治に関して関心があるからこそ、自分が思う意見を述べることは褒められることよ…でも、その“中身”があまりにもお粗末すぎるから叩かれるのであって、きちんと事の経緯を学んだ上で、それでも“おかしい”と思うのであれば、そこできちんとその“おかしい”と思う点を述べるべきだわ。
テ:そうだよね。沖縄の基地問題の“根幹”は自然破壊ではなく、沖縄本島に米軍基地が集中してる事であると同時に、沖縄県民の、ごく一部が抱えてる反米感情を、あたかも“県民の総意”として報じてる事なんだよね。これは何も、沖縄だけじゃなく、韓国の政治姿勢にも影を落としてる部分だと思うよ。
エ:え、それって、どういう事?
テ:韓国人の感情論で日本を叩く背景にあるモノ…その“奥底”にあるのは、沖縄県民以上の反米意識があるように思えるんだよ。そうでなかったら、ボクの中では説明がつかない。
エ:つまり、日本が“怨敵”に尻尾振ってる態度が“気にくわない”からこその、“怒りの感情”がそこにあると…
テ:あくまで、ボクが感じてることって注釈はつくけどね。でも、根本として、沖縄の基地建設反対運動のプラカードに、意図してハングルがあることを踏まえると、そう疑わざる得ないよ。
エ:学生運動の“残り香”をひしひしと感じてるってことなのね…

テ:そこは否定しないし、ボクにはできない…やっちゃいけないような気がするんだ。だからこそ、口惜しいんだ。マスター経由じゃないと、 自分の意見すら、まともに言えないことが…


(カラン…ベキッ)

 

テ:(ノ政`)やると思った…有馬記念直前に、ドア壊すか?
オグりん(以下栗):んお、一応、“ウマ娘”準拠なんだけど、どうもお腹周りが…あ、エルハのおばちゃん、ボクちん、カフェイン摂取禁止だから、同じ柚子茶でもレモネードのアレでw
ヒデボー(以下ヒ):スイマセン…オグりんと一緒に“聖地”に行ってきたんですが、そのレポート、やっていいっすか?
テ:おや…ヒデボーが“聖地”に行ったってことは、千里万博公園に行ってきたんだね。つーことは、例の場所に立ち寄ったんだね。

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ヒ:はい…耐震補強工事を期に、48年ぶりに内部の“生命の樹”や“地底の太陽などが一般公開されたんです。ボク…じゃなくて、ボクの“生前さん”は28年前に、とある番組の取材で改修前…というより、ほぼ閉会後のままで放置されてた内部に入った経験があって、あの時にあったエスカレーターとかは、今回の改修で撤去され、一部展示物の修復や復元を行って公開されたんです。

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栗:この入口は、“黒い太陽”という部分が見えるトコにあって、事前に

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で指定した時間までに行けば、入れるだお。
エ:あら、事前予約が必要なの?
ヒ:50年近く、ほぼ誰も入ってない上に、結構狭いトコですから、自由に入れる様にしてたら、今の時点だと転落等の事故が起きかねないってことで、入場制限をかけてるんっすよ。でも、実は訪れた当日(12月20日)からは、場内での行動に関して、一部“制限解除”になって、最下層階での撮影が許可されたんですよ。

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栗:なんでも、この“地底の太陽”っていうオブジェ、閉会後の撤収作業時に“行方不明”になってて、今回の改修工事の際に、数少ない当時の資料から復元したんだお。ここの部分は、QRコードチケット引き換えカウンターから入ってすぐのトコにあるだお。
テ:確か、万博開催当時は、“いのり”をテーマにした空間だったね。
ヒ:当時の雰囲気を復元するために、隣接する国立民族学博物館に保管されてた“神像”も、再びここに展示されることになったんだそいうです。
栗:あ`そう言えば、“里帰り”といえば、コレもそうだおな。

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テ:あ、そうか…かつてヒデボーの“生前さん”が在籍してた放送局が千里丘陵にスタジオを構えてた頃に、その正面玄関に飾ってたコレ、元々は万博会場にあったオブジジェだったね。
ヒ:あの敷地が再開発される際に、万博公園に“返還”したんです。スタジオと一緒に潰すより、ここで万博が行われ、その会場を彩った一部として、再び、かつての会場だった自然文化園内に設置され直されたんです。ボクにとっては、どっちも“大切な場所”だから、コレが残ってくれたことだけでも、嬉しかったんです。
テ:ま、ボクの“生前さん”も、亡くなる数ヶ月前に、実はあのスタジオに入ったことがあるんだけど…その“思い出”も、ここに移設したって思ったらいいんだね。
ヒ:マジっすか?!
テ:マジも大マジw マスターとの縁も、ある意味ここで結ばれた様なモンなんだよ…あれから、もう25年経つのか。
栗:太陽の塔に話戻すだお、入場後も移動の際に制限があって、班分けされた上で“生命の樹”のオブジェがある場所まで移動するだお。

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ここまでは撮影可能だお。修繕するにあたって、撤去されてた一部のオブジェを当時のまま残す部分と、改めて作り直したのが一緒に飾られてただお。
エ:すごく赤いのが印象的ね。
ヒ:ここはいわば“太陽の塔”の体内であり、人の動きは、その体内を流れる“血液”という意味合いがあって、万博開催当時は、螺旋状に設置されたエスカレーターに乗って、右腕部分にあった出口まで進む仕組みになってたんです…それを、あえて階段にして、ゆっくり歩きながら当時の雰囲気を楽しんでもらおうという仕掛けになってるんです。だから、体力がない人は、事前予約の際に館内エレベーターでの移動を申請する必要があるんです。また、また、見学後は、新たに設置された裏階段から下の階に降りる様になってるんですが、ここには太陽の塔が設置された裏側が紹介されてるんです。塔内部に設置された突起物っぽいモノは、現在、様々な音楽ホールに設置されてる音響板の“元祖”とも言えるモノで、下は反響して、上に行くほど吸音していく仕組みなんです。
テ:様々な技術が、あの当時として最新鋭であり、それが今でも使われているってことは、それだけ優秀だった証だね。
エ:科学の進歩は、何も悪いモノばかりとも言えない訳で、そこを否定してる人達って、結局は、自分の主張が認められなかった事に対する僻みでしかないのね…
テ:それは何も、科学に限らず、全てにおいて言えてるね。自分の“思い通り”にならない事に対して、それ故の批判をする事自体、誰も幸せになれないだけなのにね…
ヒ:それ…一番言えてますよね。

純喫茶“It's Me Cafe”2018 四杯目

マーティ(以下テ):言葉が悪いかも知れないが、全くもって“芸人の本文”ってのを理解せずに発言してる人、最近増えたような気がするね。
エルハ(以下エ):言わんとする意図に関しては、私も同意…でも、芸能人だって、日本に国籍がある以上は“国民”として自由に意見を言うのは、別にいいんじゃない?
テ:もちろん、それはそれだけど、“お笑い”ってジャンルの芸事をやってる人が、“笑えない話”をしてる姿は、見てるこっちが居た堪れないよ…どういうのかなぁ、それは“芸人”として発言すべきじゃないというか、自己の主張が“正しい”と思って芸にしてるのか…なんだろう、モヤモヤするんだよね。
エ:う〜ん…確かに、考え過ぎかも知れないけど、真面目だからこそ“気付かない”のかも…

(カランカラン…)
テ:っと、いらっしゃい。
エ:あらあら、今日は硬派なコンビね…
たー坊(以下隆):先に注文するわ…ストロングコーヒーとスフレチーズケーキセットで。
アンジー(以下安):我輩は今回のオススメでいいぞ。
隆:オススメって…けったいな緑茶と和菓子のセットだろ?俺、柑橘系はポン酢以外だと苦手やさかい…
安:噂に聞いてたが、そうでもないぞ…緑茶としての体裁を守りつつ、仄かに香る 柚子の風味は、我輩的にはアリだと思うぞ。
テ:それはともかく、お二人はどう思われます?昨今の芸人の“政治的発言”に対して。
安:ゆゆしく思う反面、自分の“発言”に対して、最後まで責任が持てるのであれば、深刻になる必要はないと思うな。ただ…マーティが言わんとするトコを察するに、仮にも“お笑い芸人!”である以上、聴衆の面前で“笑えない話”をやること自体、いただけないのは理解できるな。
隆:そやろなぁ…“笑い”ってのも種類があってや、第三者から見て“おもろい”ってのが前提にあるさかい、難しいってのを理解してなアカン。マーティが“笑えない芸人”って件から見てる者は、そこが欠けとる…“笑ってもらえた”んじゃなくて“笑われてる”ってのが解ってない。
安:我輩的な感覚で言えば、自分が被害を受けてることをネタにするのはいいが、それが万民が求めた“笑い”かって問われたら、恐らく違うはずだ。ここの部分を履き違えて、自分の芸は“正しい”というなら、いじめ問題なんぞ、解決するモンじゃない…根本的に、それは他人を侮辱した嘲笑であって、本物の“笑い”からかけ離れた、人権侵害の行為だ。
隆:そうそう…イジっていい部分を“間違えてる”から笑われるのと、くだらなくても気持ちがほっこりする“笑い”では、根本が全然違う。自分がバカにされて笑うことを“芸事”だというのなら、それこそ、他の“お笑い芸”に対して失礼だ。
エ:そうね…いじめ問題でも、基本は被害者の泣き面を見たくてやってる部分があって、当事者が事を深刻に捉えやすい…真面目な性格であればあるほど、エスカレートする部分があるわ。周囲から見たら“面白い”と一瞬は思うけど、自分がその立場になり、騒げば騒ぐほど惨めになるわね。
隆:そこやな…冷静になって、自分がその場に立たされた途端、ムキになって笑う者を叩くが、ほんの一瞬までは、“叩く側”としてゲラゲラ笑ってたんやからな。それこそ、自業自得や。
安:“叩かれる”事に慣れてるからといっても、反論にムキになって応じてる時点で話にならん。
テ:そもそも“叩かれる”理由が理解できてない時点で、話になりません…それこそ、人前で説教する以上は、分相応に自分自身の“襟を正す”ことができてこそであり、他人から批判される事を嫌ってるのでは、いずれ支持する人自体減ってきますよ。本気で“嫌われ者”を勝手出る人ほど、普段からの人付き合いも、適切な距離を取ってますから…
隆:それ、いっちゃん難しい事や。“嫌われ者”って言っても、それ故に信頼されとるトコもあるさかい、取り扱いがムズいって言われがちやけど、それは自分の“価値観”のみで扱こうとるさかいであって、様々な価値観で見ていけば、必要悪として認めてやる事で許せるモンやねんて。
安:だが…件の芸人は、ちょっとな。だから最近、メディアでの扱いかって、使い所が“わからん”から、ほぼ放置されてるんだろうな。我輩らがいたなら、一緒にやり持って修正がかけられるが、そういう、人生の辛酸を舐め倒した者が、今のメディアでは少なくなったからなぁ…制作現場も、結構勘違いしとるし。
テ:ホントに、笑えない話をする人って、自己の正義に酔いしれて、本文忘れて傍若無人を働くんですね…
隆:“正義”という本質は、“嫌われ者のお節介”ってモンやねんけどなぁ…

純喫茶“It's Me Cafe”2018 三杯目

マーティ(以下テ):閉塞感ねぇ…それって、結局は“自分が”選んだ生き方に問題があるんじゃないかな?
エルハ(以下エ):あらあら、また難しい事を…
テ:いや何、マスター経由でSNS見てたら、トンチンカンな意見が散見されてね…特に日本の将来に対し、勝手に失望してる意見には、頭が痛いよ。
エ:それは言えるかも。いかなる“将来的展望”は、自分がそれを“望んで選ぶ”かどうかであって、思い通りの社会じゃないからといって、勝手に諦めてる事自体、救いようがないよね。
テ:確かに、意見として様々な“しがらみ”が煩わしいのは解るけど、逆を言えば、そこに対して自分自身で、しかも最後まで“責任”を持って完結できるのかって話だよ。海外の生活習慣が“羨ましい”と思うのは、その“実情”を知らないが故の“憧れ”でしかない。これが今いる場所から離れたトコで、しかも自分の“思い通り”な社会を手に入れたとしても、そこに“定住”することはできないと思うね。
エ:フフフ…そうよね。諺にも“隣の芝生は青い”って言葉があるけど、外部の存在だからこそそう見えるだけで、内輪に入れば、それを維持する為に、想像以上の苦難の連続で、それに耐えられないのが目に見えるわ。
テ:“憧れ”た以上は、その為に何を犠牲にし、耐え忍ばなければいけないかを知れば、多くの人はそれ故に躊躇する…これを“閉塞感”というなら、それは違うと思うね。挑み続けない限り、限界を超えることも、困難を打ち破ることもできない。
エ:そういって、あなたは自分の命と引き換えに戦ってきたのよね。

(カランコロン)
テ:っと、いらっしゃい。
エ:あら、珍しいコンビねw
シン(以下シ):(;´審`)=3珍しいって…
マーグ(以下グ):まぁ…大体コイツと一緒だと、年末年始のイベント情報とか、競馬関連の話に執着すっからなぁ。
テ:で、今年は注文ナシだと、強制で柚子緑茶回転焼きのセットになるけど、どうする?
シ:俺はそれでもいいですけど…マーグさんは、どうされます?
グ:“回転焼き”って、“大判焼き”だろうが。
シ:あ、関西だとコレって“大判焼き”じゃなくって、“回転焼き”か“御座候”って言うんでしたね。
テ:“御座候”は、企業名というか、店舗名って言った方が正しいね。でも、売ってるのはコレだから、あながち間違いでもないけど…どっちも関西でないと通じない言葉だね。
グ:関西でしか通じねぇって話だと、ぜんざいとしるこの違いもそうだよな。東京だと、汁気の有無になるけど、関西はどっちも汁気のあるモノだよな。違いとしては、つぶあんこしあんかで…
テ:そうそう…ボクの“生前さん”が上京した時に、通じなくって戸惑ったんですよ。大阪の“ぜんざい”は東京では“田舎しるこ”っていうのは、全然知らなかったから。
シ:“肉まん”も、関西では“豚まん”て言った方が通じやすいのと一緒ですね…俺の“生前さん”も、そこの部分で最初、戸惑いましたからw
エ:これって、これって、食文化の違いかしら?
グ:半分は正解かもな。同じ喰い物でも、文化圏や風土的な変遷の違いで、全く違うモノになるな。同じ“芋煮”と言っても、東北各県で使う肉や入れる芋などの違いがあって、味付け一つで喧嘩になることも、よくある話だぜ。お好み焼きでもそうじゃん、大阪だと生地にキャベツや青ネギを混ぜ込んで焼くけど、広島だと生地をクレープ状にしてからキャベツ乗っけるだろ?
シ:あ、それもそうですね。俺は関西の味に慣れたトコもあるんで、どっちでも違和感なく食べられますが、マーティさんやマーグさんは、そういう違和感て、どうでした?
テ:…言われると、あんまり意識してなかったけど、本能的に“関西風”ってなってる看板見ると、そっちに足が向いてたなぁ…
グ:オレの“生前さん”自身、どっちか言えば関東風の方が馴染みあるっつーか、醤油濃いめの方が馴染みがあったな。だから、関西の色合いって、“生じゃね?”って勘違いしかねなかったな、そういや。
エ:だとしたら私、あなたに対して、色々と意地悪だったかも…
テ:いや、それは…そんな風に思ってないよ、少なからず、キミが作る料理に関しては。
グ:はいはい…ゴチソウサマデシタ…

純喫茶“It's Me Cafe”2018 二杯目

マーティ(以下テ):米中の貿易摩擦問題…どうも不透明さが拭えないなぁ。
エルハ(以下エ):問題が出る度に、株価と為替が乱高下してるのを見てると、大国間での痴話喧嘩が、結果として世界中の経済を破壊してる様にも見えて、本当に不愉快よね。
テ:一概には言えないトコもあるけど、為替レートの話をすれば、輸入業者的には円高ドル安の方が儲かるんだよね。逆に円安ドル高って状態は輸出産業的には助かる話なんだけど…化石燃料を輸入に頼らざる得ない日本の場合、円高傾向の方が、燃料費の節減に繋がるから悩みどころでもあるんだ。産油国の生産規制を踏まえると。
エ:あと、携帯電話やパソコンに関する話でも、中国製の電子機器の取り扱いを規制する動きがあるけど…
テ:これは、使用データを勝手に抜き取る事による情報漏洩が問題だからだよ。正直、欧米諸国系企業のスマホでも、実際は、利用者の使用データをOSのアップデート時に集積してるから、中国製だけが叩かれる事自体、本来だとおかしな話なんだけど、中国系企業の多くは、中国政府が絡んでるから、ちょっと細工するだけで、勝手に個人情報などのデータを盗んで、悪用するのではとも言われてるからなんだ…ただ、その言いがかりをやってるのがアメリカ政府であり、それゆえに世界中が混乱してる訳なんだ。
エ:えっと…それって、どういう事なの?

 (カランカラン…)

テ:っと、いらっしゃい。

チルト(以下筑):やっとこ封印解けた…つか、今年もカープが日本一を逃したのか、正直訳がわからん。
テ:それはこっちが言いたいよ…なんで今年の阪神が、ダメ虎状態だったのか、こっちもイミフ過ぎてツッコミが入るよ…
エ:チルトさん、本日は何にします?注文がないなら、柚子緑茶になりますが。
筑:もみじ饅頭があるなら、それでいいよ…つか、柚子緑茶って、なんだ?

テ:また、これの説明?ま、いいんだけど…



(説明中…)


筑:なるほど、紅茶のフレーバーティーの緑茶版ってことか。面白いお茶だな…それはさておき、シリコンバレー界隈が大混乱してるってことの話だが、端的に説明すれば、昨今の電子機器は、様々な国の企業体が関与してる関係もあるからだ。
エ:それって、簡単に言えば、どういうことかしら?
筑:単純に言えば、グローバル化の弊害で、日本企業であっても、組み立てや部品調達まで日本でやってるとは限らないからこその話ってことだ。
テ:つまり、一つの製品を作るにしても、コストや納期などを踏まえたら、一ヶ所では作れないから、分散してやったら、さらにややこしい話が出てきたってことですね。
筑:例えば、マスターが使われてるパソコン…販売元は米国企業でも、その中の部品には、日本や台湾、北欧などの家電メーカーの子会社が供給してるモノもあって、当然、価格を安価に抑えたいとなれば、中国やインド等の半導体部品を使わざる得ない訳だ。更に、米本国のみで製造するとなれば、他国で売る場合、どうしても輸送コストが価格に上乗せされる…だから、出来るだけ販売したい地域に近いところでの生産を行った方がその分のコストが減らせる訳であって、ゆえに、販売したい地域の地元企業に製造委託…ライセンス生産をやる訳だよ。この方法で著名のは航空機業界で、ボーイング社の最新鋭旅客機、787シリーズは、多くの部品を日本の企業に委託して生産してるんだ。
テ:小型機だからこそ、その需要が見込める日本で製造した方が、部品調達も整備もやりやすいってことですね。
筑:それに似合うだけの、信頼された品質ってモノも重要だが、国際的なブランド力を維持するには、時として需要が見込める地域での、安定した生産体制が整っていないと無理だ。その下地の部分で、国家レベルでの不正関与が疑われれば、契約を切らざる得なくなる。しかし…それだけを理由に他社の技術で同レベルの製品を組み上げる方が、実は難易度が高く、故に市場に混乱を来たす事もあるって訳だ。そこんトコを、トランプ大統領も、習国家主席も全然理解していないようなんだよ。だから、世界経済で、株価が乱高下してるのは、そういうことだと言っていいだろう。
エ:要は、国家の代表たる人自身がつまらないプライドで大喧嘩すると、世界中の人々が大迷惑を被るってことね。

純喫茶“It's Me Cafe”2018 一杯目

マーティ(以下テ):ホント、今年は災難続きだね…特にマスター、ボクの忠告無視して欲望のままに大食いやってたツケで、危うく失明するトコだったんですよ…はぁ。
エルハ(以下エ):でもこうして、今年も営業できるって事は、大した事なかったんでしょ?
テ:そんな訳ないでしょ…右目は手術の後遺症で、一時緑内障になったんだから。
エ:あら…それは大変。緑内障って眼圧異常で発症する、厄介な病気じゃない。
テ:簡単に一言で言えばそうなんだけど、マスターの場合、眼内レンズが虹彩に癒着してしまい、その影響で硝子体を含む体液が、眼球内から抜けなくなっちゃったモンだから、急に眼球がパンパンに腫れ上がった事で、一時的に視力を失ったんです…ただ、執刀医師に言わせると、原因が原因なんで、一過的なモノであって、虹彩にバイパス用の穴を開ける事で、ある程度視力を取り戻す事は可能で、そもそも虹彩にある腺が詰まる事自体がレアな話との事です。
(正確に言えば、通常の緑内障は、眼内手術の有無に関係なく発症するし、検査の過程で見つかるモノ…急に発症するコト自体があり得ない話。)
エ:それは、とんだ災難でしたわねw
 
(カランカラン…)
テ:っと、いらっしゃい。
カイル(以下カ):毎年ながら、こう寒いと、スキーに行きたいね…けど、今年はどうも、どこのゲレンデも、コンディションがイマイチっぽい情報しか流れてないんだよなぁ…
エ:そう言えば近年、スキー情報に関しては、クリスマス以降のオープンが目立ちますわね。
テ:西日本では、特にそれは顕著だね…
カ:いや…今年は北海道でも開場が遅れてるから、異常気象が影響してると思うんだけど…
テ:確かに…こうも短期間で気温が乱高下したり、集中豪雨が頻発したり、それによる災害が、今年は顕著でしたね。
カ:特に西日本豪雨と台風21号…瀬戸内の地域で被害が集中し、今でも復興に目処が立たない地域があると聞きますね。台風に関しても、想定以上の高潮で関空が水没したり、大阪南部や和歌山を中心に停電が相次ぎましたからね…マスターんトコの実家も、停電したって事っすよね。
(アレはガチで焦ったわw なんせ、復旧までに半日ぐらいかかってたからな。妹者1号の自宅なんか、3日ぐらい停電しとったからな…)
エ:そうね…家電依存な生活に慣れた現代社会において、大規模停電は死活問題に直結してるわね。そういう意味では、北海道胆振東部地震で起きたブラックアウトは、他人事で済ませてはいけない部分よね。
カ:大阪北部地震もそうですが、自然災害時において、本当に恐ろしいのは、過去の整備事業における“手抜き工事”が、被害を余計に拡大させてるって事ですね。
テ:断言はできないけど、公共事業の多くは、将来的なことを見据えたモノであって、一過的な対処法ではないってこと…そこを理解せずに事業費がかさむからと反発するのは、万一の被害で負う経済的損失を天秤にかけたことがないんだと思うね。健康に関してもそうだけど…
カ:それにしても、このお茶…緑茶のハズなのに、ゆずの香りがするんですけど…
エ:ああ、これね…代官山の紅茶専門店ルピシアの“柚子緑茶”ってモノなの…普通“柚子茶”と言えば、韓国の柚子マーマレードのお湯割って感じのモノを想像しがちだけど、こちらのは煎茶に柚子の皮をブレンドして、清々しい香りと味わいを楽しめるモノになってるの。羊羹や最中など、餡子を使ったお菓子と相性いいし、これから風邪を引きやすい季節だし、喉を労わるには、丁度いいと思ったの。
カ:あ、それでお茶受けが御座候って訳かw

今年もやりますw 純喫茶“It's Me Cafe”2018 営業直前トークw

マーティ(以下テ):ども、マーティです。
エルハ(以下エ):ご機嫌いかが、エルハです。
テ:さてさて…今年もこの季節がやってきた訳ですが、今年はマスターが体調不良で、一時はどうなるかと思ったんですが、とりあえず、こっちは通常通りって事で、なんとか“営業開始”と相成りました。ホント、ヒヤヒヤホント、ヒヤヒヤしましたよ。
エ:それでも、作業やるのに、ちょっと障害がある様で、時折しんどそうにしてることがありますよ。
テ:そりゃ、そうでしょう…ボクの忠告を完全無視した結果だし、それで合併症の挙句、一時は右目が完全失明寸前まで悪化しましたからね。これやってる時点では、どうにか症状が治まってるようですが、左目も白内障で眼内レンズへの交換って話になっったら、恐らく本当に両目とも見えなくなってしまうかも…
(ちょ…怖いこと言わないでよ、クルマのローンとか厄介事が色々と残ってるのに…)
ま、ここまで言わないと懲りないんだから、マスターは…
エ:それは、あなたの“生前さん”にも言えた話じゃない?
テ:ギクッ…



エ:それはさておき…今年は、特に注文がない場合は、ちょっと変わったお茶をご用意してあります。
テ:マスター曰く、紅茶にフレーバーティーブレンドがあるぐらいだから、コレもアリっちゃアリだよなってことらしいんですが…試しに飲んだ感想としては、言われてみたら、“あ、なるほど”って感じですね…好みが分かれるトコかも知れませんが、ボクは“美味しい”と感じましたね。
エ:一応、このお茶には和菓子系…しかも小豆餡を使ったモノの方が合うとの事なので、“オススメセット”として提供させていただきます。
テ:では、明日からの営業時間へのお越しを、お待ちしております。営業時間へのお越しを、お待ちしております…w