迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

Shin’s Bar へようこそ 2019 〜五杯目〜

シン(以下シ):昨日、園田競馬場でのイベントに、迷馬さんが行かれたそうですが、同伴者が園田競馬に関する知識が乏しかったんで、道中で解説をやってたようですね。

カイル(以下カ):同じ競馬場でも、中央の阪神と地方の園田だと、やっぱ事情が違うもんね。

シ:そうそう…このブログや休止中のブロマガでも解説した事だけど、中央競馬とは元々、国…というより農林水産省の外郭団体であるJRA(日本中央競馬会)が主催する競馬であり、その収益は法律上、畜産振興の為に活用する事が定められていて、地方競馬とは、自治体が税収補填と各種の社会保障の財源として確保する為に開催してるのであり、本質的には他の公営競技(ボートレース、競輪、オートレース)同様に、自治体が管理する開催組織が主催してる競馬です。一応、全国協議会組織としてNAR(地方競馬全国協会)がありますが、主催者はあくまで、各々の地方自治体の開催組織です。

カ:あ、そういう違いがあるんだ…

シ:カイル…俺と何年、この企画やってたっけ?

カ:………ごめん、忘れてたw

 

 

 

 

 

 

(カランコロン…)

 

 

 

 

 

シ:っと…ようこそ、Shin’s Barへ。

マーグ(以下グ):ういーっす…てか、またあのバカ馬、玄関壊しやがっただろ?

ギィ(以下義):もう、この企画では完全に出オチネタって感じやねw

カ:いやね…うっかりしてたんっすよ。久々にこっちでやるモンだから、馬避け対策するの忘れてて、そしたら、去年だと“ウマ娘”とか“うまのフレンズ”って格好だったのに、直で来たから…

義:流行り廃りは早いから、馬達も忘れてたんちゃうか?

グ:言えてる…w

シ:それにしても、珍しい組み合わせですね。普段、マーグさんは単独かチセさん同伴とか…

グ:朝っぱらにアベが辞めるっていう、寝覚め悪い話が流れてだな…仕方ないっちゃ、そうなんだけど、せめてCS終わるまでは、報じないで欲しかったなぁ…

カ:え、安倍総理が辞めるんっすか?

義:ちゃうちゃう…マーグが言うてるのは、ジャイアンツの阿部慎之助の事や。まぁ…正捕手の座を既に譲ってたし、体力的にも現役でやるにはしんどいと思うで。せやから、球団としても指導者…特に次世代の監督業をやってもらいたいという打診が、当人にあったんやろう。ここの部分が、トラと違うトコやな…

グ:叩く相手が違うだろ?あっちは。

カ:でしたね…w

シ:紛らわしいですね…同じ“アベ”でも、かたや前政権が放棄したツケの後処理中だってのに文句言われ、かたやファンからヤジも言われたが愛され、かたや世間を騒がした割に忘れ去られ…

義:そこは触れたるな、所謂“アンチ”がワラワラと湧いて、収拾が着かんくなるさかい。

グ:そこにも関連してる事だが、千葉の台風被害に託けた政府批判って、的外れもいいトコだよな…シンも言ってたが、そもそも、ここまでの被害拡大の背景に、既存のインフラ再整備事業を凍結させたのがきっかけで起きてるって認識がないのが多過ぎて、対応遅れの多くが過剰な人件費削減のツケだって事に目を向けてねぇんだよな。

義:一概にそうとは言えんが…首都圏の防災意識は、どうも東京23区内とそれ以外で、ズレがあるように思えんねんな。

カ:言われてみると…

シ:関西圏でも、そういう部分は散見されるものの、意外と広域での防災意識は高い方ですよね。

義:危機意識の違いと、人口密度と情報伝達がリンクできてへんからやないかな?常に、東南海トラフ地震と、それによる津波被害を想定した防災計画があって、その整備を急いでるのに遅々として進まんのは、政権与党にその意識が希薄で、金銭のみで物事を判断しとる傾向があると、計画そのものが頓挫する…これが今回の“人災”の一因と考えてもかまへんと思うで。

グ:毎年台風被害に見舞われる沖縄列島なんか、準備してても物資不足で悲鳴上げてるトコがあるけどな。

義:連続で来たら、物資輸送の海路が荒天を理由に止まるさかいに、余計そないなるわな。当然、空路も航路上に台風おったら回避せざる得ないから、急ぎの荷物あっても、届かんわな。

グ:そこも踏まえた上で“人災だ”とか言ってる輩って、所詮は被災地にいないクセに“被災者の代弁”と謳って政府批判やってんだよな。

カ:デスヨネーw

義:代弁してくれるのはかまへんが、それを利用したらアカン…現状に則した救援策とかは、精細な調査あってこそ成されるモノやさかい、待つのはしんどいやろうけど、それしかあらへん。そもそも、被災地の居住者が、現在地から県内の別の場所や県外に脱出して居住地を変更できるんは、それに似合う金銭的な備え…貯蓄があるからか、若年層で住宅ローンが組める状態やからという条件あっての話や。そうやない人を救済するために用意した復興住宅ってのも、ようよう考えたら、高齢者優先なんは、不動産売買で年金以外の収入が見込めない事を理由に断られるからなんと、賃貸でも高齢者を断るんは、所謂孤独死による事故物件化を避けるためや。

シ:阪神の時でもそうでしたが、仮設住宅への入居を高齢者優先で処理したら、地域コミュニティがない区分では、将来的不安からの孤独死が頻発しましたからね。

グ:だよな…結局、公助を待てないんだったら、自分が動くしかねぇんだよ。そんな事、散々他人の被災状況から学んできたはずなのに、何やってんだよ?

カ:と言ったトコで、ボクらは既に鬼籍の者ですから、他人事として見守るしかないんですけど…

義:それな…

 

 

 

 

 

 

シ:それでは、今宵の一杯…シェリーとブランデー、ホワイトラムを2:1:1で合わせてステアしたら…アンダルシアです。アルコール度数はかなり高めですが、キレのある味わいをご堪能ください。

義:不安があるからこそ、人は、精神的な安らぎを求めて弱気になる…だが、そんな時にこそ、自分にできることから先にやっていけば、自ずと道は拓けるモノや。

グ:酒に頼るのはどうかと思うが、こういう時ほど滲みるんだよな。

 

 

Shin’s Bar へようこそ 2019 〜四杯目〜

シン(以下シ):どうも、台風15号被害に関して、特に千葉県内の停電や断水に関して、政権批判に利用してる人が多いね…インフラ整備って、時間がかかること知らずに、対応がどうのって…

 

カイル(以下カ):ネット上で議論しても、被災者じゃない者がどうこう言う筋合いって、皆無ですよ。

シ:そうなんですよ…被災者が現場からどうにかして窮状を訴えてるならともかく、外野は静観するしかないですよ。第一、救援ボランティアに参加するにも、知識なく来訪しても、何もできないどころか、邪魔なだけですよ。

カ:いつになく毒吐くなぁ…

シ:そもそも、防災計画は既存のものでも現在進行形で20年以上前からやっていて、それでも間に合わないのは、一区画完成しても終わりじゃなく、別の箇所で大規模な災害が起きれば、その分遅れるんです…災害復旧に人や資材を割く分だけ。

カ:でも、高速道や鉄道の復旧は…

シ:管理会社や自治体に余力がある分野はともかく、辺鄙な田舎では、救援すら届かない…それが現実であり、そこは政治批判より自己責任です。

カ:いつものシンじゃない発言だね…

シ:すぐ政治批判に結びつける人は、大概被災地にいませんよ。メディアが流す情報だけで、騒いでますから。

(阪神大震災経験者だからね…こういう考えもあるんよな)

か:あ、そういうことっすね。

 

 

 

 

(カラ…ベキバキw)

 

 

シ:(/審`)…毎年の事ながら、やると思った。

カ:しまった…今年はこっちでの営業だから、暴馬対策忘れてた。

オグリん(以下栗):んお、誰が暴れ馬だお?

マコ爺(以下園):いやはや、毎度の事だが、店舗入り口破壊は、完全に“お約束”になってるなw

栗:マコ爺まで酷いだお!

カ:ハイハイ…ご注文は?

園:ワシ、スイカ丸ごとひとつ。

栗:ボクちん、梨ジュースバケツ一杯分!

カ:……流石、家畜馬w

園:とこいで、ここんとこ馬産地で、何やら不穏な動きがあるようじゃが、何があったんじゃ?

シ:流石にその話題を取り上げますか…今月中旬、北海道日高町ヴェルサイユファームで、タイキシャトルローズキングダムのたてがみが何者かに切り取られ、浦河町優駿ビレッジAERUでもウイニングチケットが、更には日高町の日西牧場でもビワハヤヒデが被害に遭い、北海道警は器物破損罪で犯人の行方を追っているとのことです。

栗:…これ、ちょっと酷い話だお!もちろん、たてがみを切り取って持ち去るのもだけど、牧場側の厚意で見学できるのに、それを逆手にとって放牧地に入ったってことだお!そんなことしたら、大変なことになるだお!

カ:たてがみよりそっちで激怒?

シ:オグリんの激怒の理由について、詳しい解説すると、昨日(9月22日)放送された“The 鉄腕Dash ”で、養豚計画を断念した理由が流れましたが、あれと同じ理由です。

カ:え…つまりは、なんらかの感染症予防の観点からっすか。

園:ワシらでも、常に競馬場内にいて、他場への移動がないからあまり煩く言われることはないが、競走馬や繁殖馬の場合、競馬場から牧場への移動の際、馬運車の消毒と、入退場時に検疫を受ける事が義務付けされてたからのう…例え国内であってもじゃ。

栗:今、養豚農家が頭を抱えてる豚コレラの流行も、原因が外界との接触によるモノで、野生のイノシシが罹患してて、養豚場周辺に出没したら、それだけで全頭殺処分だお。

カ:Σ('宮')つまり、食卓直撃な事態って事⁈

シ:豚のみならず、狂牛病(BSE)や口蹄疫鳥インフルエンザも、全て家畜衛生法に基づき、感染拡大を防ぐ措置として、保健所を介して全頭殺処分と、周辺3〜10km圏内の家畜移動の禁止、および出荷停止になります。これと同じで、競走馬および繁殖馬、観光農園等にいる使役馬も、特定感染症に罹患した場合、最悪は全頭殺処分と施設内の徹底消毒が義務付けられます。従って、牧場では見学者に対し、靴底の消毒や防護服着用などの指示を出してる訳であり、感染症のリスクを減らす為には、場合によっては見学中止や施設閉鎖も行われるのです。

栗:だおだお。それに、人間だって狂犬病エキノコックス新型インフルエンザ等に罹患する可能性があるだお。日本では、犬猫含めた家畜には狂犬病予防ワクチンの接種が義務付けられてるから、噛まれても怪我だけで済むけど、海外ではそれが因で狂犬病を発症し、死亡するケースが後を絶たないだお。

カ:怪我だけって…((((('宮';))))))

園:それに、馬術競技で馬を扱う者ならともかく、係員がいない場所で馬を触る行為は、場合によっては死亡事故につながる恐れがあるんじゃよ…ホレ、たまに厩務員や騎手が厩舎内や放牧地で事故死する案件があるじゃろ?プロでも後肢で蹴られたり、不意にタックルを喰らえば、当たりどころが悪ければ、内蔵破裂や脳挫傷は免れん。

カ:(((((((゜宮゜||||)))))gkgkbrbr…

栗:そういう事故は、お互い避けるべきだし、まして、勝手に馬体に触って悪戯するのは、特に功労馬の精神衛生によくないだお。だから、牧場見学のルールとマナーは厳守だお!

 

 

 

 

シ:さて…それでは口直しに今宵の一杯。ちょっと季節外れな一杯ですが…チェリーリキュールとブランデーを各30ml、オレンジキュラソーとレモンジュース、グレナデンシロップを少量ずつ、シェイカーに入れてシェイクしたら…チェリーブロッサムです。馬産地、新ひだか町静内には、日本の桜百選にも選ばれている全長8kmにも及ぶ直線の桜並木、二十間道路があります。そこにちなんで、チョイスしてみました。

栗:これ、ボクちん達に対する当て付け?

シ:いや…そういうつもりじゃ…

 

Shin’s Bar へようこそ 2019 〜三杯目〜

シン(以下シ):この金曜から、東京オリンピックのプレイベント的な格好で、ラグビーW杯が開幕しましたね。

カイル(以下カ):初戦で日本はロシアを降しで白星スタートだったけど、次がアイルランド…正直、これはどうかなって思うんだよ。

シ:4年前の南ア大会よりは、強くなってると思うよ。補強もさることながら、技術は確実に向上してる…だから、引けは取らないよ。

カ:うーん…それでも、オールブラックス相手だと…

シ:それは、決勝まで残れたらの話だし、ニュージーランド以外でも強豪は強豪だから、どうなるかは、今後次第だよ。

 

 

 

 

(カランコロン…)

 

 

カ:あ、いつもの煩いの来た…

シ:カイル、それは接客として失礼ですよ…いらっしゃいませ、ようこそ、Shin’s Bar へ。

チルト(以下築):あーもう、今年はリーグ優勝を逃した…もうヤケだ、ハイネケン、大ジョッキで!

アッシュ(以下阿):あのなぁ、こちとらBクラス確定だってのに、何言ってやがる…あ、シングルモルト知多、ロックで。

シ:かしこまりました。

カ:その様子だと、今年のセ・リーグジャイアンツ優勝って事ですね。

築:…あー、エルドレッド退団はもとより、丸の移籍が痛い…よりによって兎に行くとは。

阿:こっちは鳥谷の件で胸糞悪いわ…生え抜きにああいう態度は、経営陣の感覚を疑わざる得ない。

カ:まぁまぁ…それはそうとお二人に尋ねたい事があるんだけど?

築:おや、珍しいな。して…なんだい?

カ:今回のW杯において、日本代表なのに日本人じゃなく外国人選手が目立つ件で、批判的意見がSNS上で散見されたんですが、これって、どう思われます?シンに同じ話振ったら、競走馬の事案で説明するから、頭の中がこんがらがって…

築:それは、ラグビーの国際ルールそのものが、グローバリズムに機能してる証左だよ。選手自身に出場登録する国を選ぶ権利があって、条件さえ合えば、出身国以外でも、帰属国代表選手として出場できる規定になってるんだよ。

阿:日本に限らず、国内でプレイするチームに3年以上の在留記録があれば、如何なる外国人選手であっても、国の代表選手としてユニフォームを纏って試合に出場する資格ができる。逆も然りで、日本人選手であっても、他国で3年以上プレイして、他国の代表チームの一員として参加すれば、桜のラガーシャツを纏えなくなる。これがラグビーの国際ルールとしてあるから、外国人選手であっても“日本代表”として出場できる訳なんだ。

シ:競馬で言えば、アメリカ産馬のラニは、ケンタッキーダービーに出走する際、日本に輸出され繋養してたから、日本馬として登録された訳で、だからUAEダービーでの実績を出走条件として走って、出走に漕ぎ着けたんです。サクソンウォリアーはディープインパクト産駒の日本産馬ですが、アイルランドエイダン・オブライエン厩舎所属であり、英2000ギニー勝馬になりました。当然、扱い上はアイルランド馬です…この事例とほぼ同じですね。

阿:その例えはどうかとは思うが…言わんとする部分は、ほぼほぼ、そういう事だ。帰属する組織がどの国なのかで、選手は出場国を選べて、ただし、一度選んだ 国を変更する事は出来ない。しかし、日本代表選手となってる外国人選手は、日本という国に敬愛の念があり、日本人以上に“日本の為に”という思いがあってこそ、そのユニを着て走る…なかなか熱い話ではないですか。

築:そこを考えると、スポーツに政治的思惑を重ねる事は、本当に無粋な話だ…来年の五輪もさることながら、数ある国際競技の場において、試合中はともかく、終了した時点で、余計な遺恨で罵り合うのは、慎むべきだな。

 

 

 

 

 

シ:少し熱くなったところで、今宵の一杯…ロックグラスに氷を入れて、スコッチウィスキーとアマレットを3:1の割合で注げば…ゴッドファーザーです。アーモンドの香りとスコッチの濃厚な味わいをお楽しみください。

築:コレ…アルコール度数がかなり高めだが。

阿:自棄酒には御誂え向きだと思うよ…w

 

Shin’s Bar へようこそ 2019 〜二杯目〜

シン(以下シ):それにしても…ちょっと許し難い話ですね。

カイル(以下カ):どうかしたんっすか?

シ:競馬ブームも少し落ち着いたかなと思ったら、またこんな事が起きたなんて。

カ:その口振りからして、マナーレスな行為が散見されてる件ですね。

シ:古くからの競馬ファンならともかく、今はフリマアプリで売買する人が増えてる関係で、マニアックなモノが高額取引される傾向にあるみたいなんですよ。

カ:あ…それは鉄ヲタの界隈でも、かなり問題になってる話っすね。

シ:おや、コレは珍しく共通認識として扱えそうですね…

カ:事が事だけに、ここはお互いに共有すべき情報かと。

シ:それは確かに言えてますね。

 

 

 

 

(カランコロン)

 

 

シ:っと…ようこそ、Shin’s Bar へ。

マーティ(以下テ):どーも…早速だけど、ボク、ジャスミン茶で。

ノブ(以下ノ):マーティちゃん、ここ酒場だからお酒を頼むのがスジやん。あ、ボクはビール…夜な夜なエールで。

カ:いるよねぇ…飲食店で変な意識植え付けるのw

ノ:ちょい、カイル…どういう意味や?

シ:カイルには悪気はないとは思いますが…はい、ジャスミン茶と夜な夜なエールです。

テ:客層や目的にもよるって事で解釈すれば、確かにそうだよね。

ノ:なんや…ボク悪モン扱いかいな?

シ:ちょっとノブさんに誤解を与えてるようなので、一言で弁解するなら、如何なる客層相手にも対応できるように準備しとくのが店側の配慮であって、そこを利用者同士でとやかく言い合うのは筋違いです…って事です。ですから、お酒が全く飲めない人向けのソフトドリンクも、メニューには記載してあるって事です。

ノ:ああ…そやったそやった。コレは確かに、ボクも勘違いしてるトコやな…けどカイル、さっきのはいけすかん態度やで。

カ:いや…その…

テ:そういや、なんか馬産地で馬のたてがみが、無断で切り取られる事件が連続して発生してるって情報があるんだけど、競馬関係者だったシンちゃんは、どう思う?

ノ:その話題、ボクにも振ってくんない?

テ:すいません、ノブさん…w

シ:この件に関しては、迷馬さんも動画を作成して配信する予定ですが、マナーレス以前に犯罪ですね。馬に危害を与えてるという点と、昨今巷で言われてる“バイオテロ”という観点から。

ノ:それは言い得てるな。特に、バイオテロという認識に関しては、馬産地だけの問題や無い話やさかい。

テ:ほう…それって、農業の観点での話として、感染症対策の話…って事で、解釈した方が良さそうですね。

シ:はい、馬産地における防疫のみに言及された話ではなく、畜産業全般で共有すべき認識であり、特に東海地方を中心に発生してる豚コレラの感染拡大を未然に防ぐ対応が急がれてる今、養豚場も含めた畜産現場では、衛生管理に関して更に厳しい基準を設ける動きが出ています。

テ:その一環として、食養豚へのワクチン接種が検討されているのと、外部接触を制限する規定を設けるという話があるって事ですね。

ノ:今から35年程前まで、馬産地では伝貧…感染性貧血症というのが、しばしば流行した事があって、それが因で廃業する牧場も多かったんや。この感染症に罹患した馬が一頭でもおったら、その当該牧場のみならず、周辺の牧場も、管理馬全頭殺処分やったんや。これかて、感染拡大を防ぐ手立てであって、中にはこれを理由に処分されてもうた名牝もおったんや。

カ:え…マジっすか?

ノ:ホンマの話やで…セレクトセールで高額取引された仔馬であっても、防疫上の措置という名の下で、殺処分となれば、牧場もさることながら、購入者である馬主かて、途方も無い大損になるんや。

カ:((((('宮';)))))))gkbr…それって本当に大問題じゃないっすか!

テ:これが酪農や鶏卵等に置き換えると、家庭の食卓へ直結する問題ですね…そうなると、食糧自給率にも影響が出る事案となる訳か。

シ:たかが馬のたてがみといえど、その実、日本の畜産農全般に関わる、大問題なんです。無断で放牧地に立ち入る事にしろ、馬体に触れる事にしろ、防疫の観点からしたら、重篤バイオテロに繋がりかねない行為なんです。

ノ:あ、シンちゃん…もう一つ忘れたらアカン点として、狂犬病に関する部分もあるで。日本は世界でも稀な“狂犬病清浄化国”なんやけど、海外では草食獣に噛まれても狂犬病に罹患するリスクがあるんや。名前こそ犬絡みの病気に思われがちやけど、コレ自体は、犬以外でも感染しとる事があって、故に動物に噛まれたら早急に医療機関に掛かり、狂犬病ワクチン接種等の治療と、保健所の指示に従い、罹患地域の隔離措置の手続きがなされるんや。日本が清浄国扱いなんは、全ての家畜…それもペットとして飼ってる犬や猫も含めて、狂犬病予防のワクチン接種を義務付けしとるからや。そこを無視しでワクチン接種を拒否しとる人は、それこそ、健康リスクを自ら疎かにしてる行為やで。

カ:こういう話になると、鉄ヲタが出る幕がないような…

テ:そこの部分にも触れとこっか…昨今、大宮鉄博碓氷峠とかで、鉄道部品の盗難が問題になってて、一部施設では、機関車内部等の見学を中止せざる得ない事態になってるという情報があるね。

カ:そう、それ…いくら“貴重な部品”といえど、その真の価値とは、もう二度と製造されない、工業技術の分野での歴史的価値であって、金銭で解決できる話じゃないという点と、如何なる鉄道部品も、どれか一つ欠けても再現ができない…だから、マスコン丸ごとはもとより、客車の灰皿だろうがビス一本たりとも、盗み出すのは言語道断ですよ。

テ:流石に…マスコン丸ごとってのはアレだが、解体後の廃品として出回ってるのなら話としてともかく、博物館とかの施設で公開してるモノは、その所有権は施設や、施設に貸し出してる企業団体や個人のモノだから、勝手に持ち出せば、そこで窃盗罪として検挙される案件です。

シ:それと同じで、馬のたてがみも、その真の価値とはあくまで歴史的な証明としてであり、競走馬は、レース中の事故で亡くなった場合、家畜伝染病予防の観点から、焼却処分(荼毘)される関係で、牧場に持ち帰れるのが、たてがみのみなのです。特に海外遠征で客死した場合、検疫の都合で無理なんですよ。

ノ:それを知ってか知らずか、それでも“名馬のたてがみ”だからコレクションしてるというなら、相当気持ち悪いで。

 

 

 

 

 

シ:それでは、気分直しに今宵の一杯…タンブラーグラスに桂剥きしたレモンの皮を螺旋状に垂らして、氷を詰めたらブランデー45mlとジンジャーエールをナミナミと満たして軽くステアしたら…ホーセズネックです。レモンの皮を馬のたてがみに見立て、ダーク系スピリッツで栗毛の馬を想起させる逸品です。

カ:ちなみに、他のレシピだと、ウィスキーやダークラムを使う事もあるんだけど、日本ではブランデーが一般的っす。もちろんサングリア風にワインで作るのもアリかと…

テ:要は、レモンの皮とジンジャーエールがあれば、どのお酒をベースにしても“馬の首”に見立てたカクテルになるって訳だねw

ノ:流石に、アハルテケみたいな黄金色はできるけど、青毛馬にはならんやろw

 

 

Shin’s Bar へようこそ 2019〜一杯目〜

シン(以下シ):皆さま、ご無沙汰しています…シンです。今年はこちらでの“営業”という事で、手狭ではありますが、ごゆっくりとおくつろぎくださいませ。

カイル(以下カ):アローハ、カイルです…こっちでって事は、まだ、マスターが本調子じゃないって事っすね?

シ:自宅に戻るにも、体調面での不安があるのと、iPad では、ブロマガでの投稿ができないという事情があるからです…ま、今年はコレ自体、通常通りの表示ではできないらしくって(ry

カ:あ、だから色による識別が省略されたんっすねw

(カイル…後で王寺駅北口、近鉄田原本線改札前な。)

(((('宮';))))そ…それはご勘弁を…

 

 

(カランコロン…)

 

シ:っと、ようこそ、Shin’s Barへ。

ワイビィ(以下ワ):ども…いや、こういうトコがあるって、聞いてはいたんだが…

カ:あ、そっか。ワイビィさんは、今回初めてこの店に来たんっすよね?

ワ:ヒデボーから、僕向けの店だっていう事で紹介されたはいいが、どういう意味かわからなくてね…なるほど、“生前さん”が競馬関係者である事だから、店もそれにちなんでるって事なんだね。

シ:そういえば、ワイビィさんの“生前さん”も、競馬実況をされてたのでは?

ワ:古い話だよ…w でも、ある意味それもあって、実況の双眼鏡を手放しても、馬券で楽しんでたね。まぁ…現場を離れた一番の要因は、視力の問題でね。

シ:そうだったのですか…

ワ:時代的に考えても、公営競技そのものを“社会悪”として叩かれた事を踏まえると、もっと競馬実況をやりたかった反面、不当な批判に耐えられなかった…それもあってね。

シ:確かに、ノブさんでもそうだったらしいですから、世間からの批判を考えると、ワイビィさんの場合、見た目からしてマーティさんに近いから、却って気の毒に思えます。

ワ:慰めはいいよ。事実として僕は、後から来た天才肌に負けた訳だし、根性も無かった…だから、テレビ的に“天の声”ぐらいしか役目が回ってこなかった。

カ:それでも、ボクやジャスディと違って、最後まで…

ワ:いやいや…定年前にマイクの前から離れたよ。通勤がちょっと、ネックになってねw

カ:ええっ…なんでですか?

ワ:いやなに、“生前さん”が長いこと関西圏で生活してて、私鉄路線が充実してるからと油断して、うっかり奈良の山奥に自宅を移しちゃったんよね…ま、“生前さん”としての終の住処としては、それで正解かもしれんが、往復に特急券が必要って、会社からは顰蹙モノだったし…w

シ:俺の“生前さん”の先輩なんか、栗東TC近隣在住で、新快速が停まる草津駅パーク&ライドが通勤手段でしたね…確かに、今の時代ならともかく、先輩方が20代の頃だと、道路事情もあって、それも難しい話でしたからね。

ワ:僕の頃は、スタジオ社屋が“聖地”にあったから、その頃は、社屋に隣接する自治体に生活圏を構えたけど、途中から梅田に移転した事がきっかけで、電車通勤で押し競饅頭は避けたかったし、バイク通勤したかったからさ…それでいい物件ないかって話になって、こういう事になったんだよ。

カ:み…見た目によらず、案外ワイルドな人っすね。

ワ:そうか?

シ:いや、俺はそこの部分、わからなくはないです。ほら…“生前さん”の知り合いが、そういう人ばっかりでしたから…特に先輩方がw

カ:ええ〜っと…競馬関係者の世界って、体育会系の人でないとノリがわからないとか…

シ:┐(´審`)┌てか…スポーツ実況アナ自体、ほぼ体育会系男子の集まりだと思いますよ。

ワ:そこは否定しないな…それが苦痛で諦めたからなぁ、競馬実況自体も。

 

 

 

 

シ:では、ワイビィさん向けに今宵の一杯を…カクテルにも“チョコミント”風味のモノがあるようなので、こちらをご用意しましょう。コリンズグラスにフレッシュライムジュース20mlと砂糖1tsp、ミントの葉を1枝分を潰すように混ぜ合わせ、氷を加えたら、ダークラム40mlとチョコリキュール15mlを注いでステアしたら…チョコレートモヒートです。口の中でモコモコするミントの葉が苦手な方は、ちょっと裏技…代わりにハッカ油スプレーをグラスの内側に一回吹き付けてから作るといいでしょう。

カ:北海道物産展ではド定番な北見のハッカ油だけど。あれ自体、口に入れても大丈夫な天然素材の食品添加物…だから、こういう飲み物の香り付けにも使えるんっすよ。

 

 

今一度…自らの襟、正しませんか?

京急の事故の件は、後日、情報がまとまり次第、“旅するオグリんちゃんねる”の動画(音声配信)でやるとして、今回は、そこにもつながる“マナーレス”事情の話…SNS上で女子高生がクルマ買ったり、J1サポとして応援盛り上げようとやった行為にダメ出しして炎上するネタが散見されるが、本気で若者が物事を流行らせようと、古い技術をスタイリッシュにアレンジしようと躍起になる度、必ず“常識はずれだ”とか、“節度を守れ”と言った年配者の批判が飛び交うが、何度も言うが大概の批判は“的外れ”もいいトコな話であり、まずその“批判”する権限は、発言者自身にあるかって事である。言い方変えれば、“自分は特別だから”とか、“他人がやってはいけない”という道理自体、条件が違えば何人たりとて通じるモノではないって事である。常々“襟を正してモノは言え”とオイラは発してるのは、その事であり、自分が本当に“他人を教化させる権限”があると言うならば、分相応の立ち振舞いを見せて手本とすべきではないか。

 

 

 

 

 

 

 

鉄道事故に関して言えば、高速化や車体の軽量化等の因となってる事案を精査すれば、自ずと“利用者”の声を反映させようと鉄道会社が努力と工夫を行なった結果であり、特に福知山(宝塚)線脱線事故は、そもそも論として直接の原因はJR西日本の現場監督責任を怠った(てか、運転士や駅員等の就労者に対して、ありえない様な勤務体制を強いた)事によるものだが、その“遠因”となれば、競合会社との“サービス合戦”で、速達性での優位を選んだからこその話であり、国鉄時代にできなかった事を民営化した事で、様々な手を打つ作戦の一つとして、保守管理がしやすく自重が軽く、消費電力を抑える事ができる、アルミ合金車体にした訳であり、また、東西線直通乗り入れで運行を行う為に、尼崎駅周辺の線路を付け替えた訳であり、それが結局仇になって、あの事故が起きたという側面を忘れてはいけない。(ここから先は、音声コンテンツで…)

 

話は変わるが、競馬のGⅠレース発送時のファンファーレで、特に関東のレースで、リズムに合わせた掛け声を挙げる人がいる様だが、コレはガチな話で止めるべき行為。なぜなら、競走馬の聴覚は非常に鋭敏で、遠くで会話してる声すら聞き分ける能力がある…草食獣共通の認識で、音声情報で物事を判断する習性から、度が過ぎた音量に、大概の馬は怯える事になる。故に、公平なレース施行を営む上で、発走前の大歓声は“御法度”な行為なのである。つまり、自分が“声援”のつもりで発した雄叫びは、却って自分が買った馬券成績が振るわない状態を招く行為でしかない。オイラもつい、関西のファンファーレに合わせて手拍子する事はあるが、アレとて大観衆が一斉にやれば、たとえ発走地点がスタンドから離れた向正面奥だとしても、馬の聴覚からしたら、ガード下で高速通過する電車の走行音を聞くレベルの騒音でしかない。(今でこそ大分静音化した方だが、それこそ30年前だと、かなりの爆音だったわよw)

 

セパ交流戦甲子園球場で、特に千葉ロッテファンがスタンドでジャンプする応援も、本拠地のZOZOマリンならともかく、球場の構造上、着地失敗したらシャレにならん事故につながりやすいから禁止されるのであって、阪神ファンの球場の外で試合後に大騒ぎするのに比べたら大人しい部類である。むしろ、阪神ファン以外の野球好きは、あそこまでバカ騒ぎをするのは、一部の勘違い応援団のみで、そういう輩が“公式応援団”として球団から認められてるから、多くのファンが球場外に逃げて、スポーツバーの様な飲食店に群がる訳である…球場の売上を伸ばすのであれば、場内の飲食施設を拡充するより、そういう“場違い野郎”を出入禁止にした方が早いと思うのだが…

 

 

 

 

ただ…こういう“問題行動”をやってる連中にしたら、要は“居場所がない”からこその、しかも自分に都合がいい場所を“他人に取られたくない”から排斥に走る訳で、また、公共交通機関の重大な事故の多くは、利用者自身の“個人的事情”からくる法令違反が積み重なって発生する訳で、踏切事故の多くは、通勤通学で“遅刻厳禁”としてる関係で、寝坊や他の交通事情でトラブると、故に焦って遮断棒が降りてる踏切に無理矢理突っ込んで、接近する列車ギリギリのトコを通過しようとする訳です。で、“自分の思い通り”に事が進まない事を、ついつい“他人のせい”にして、自分を正当化しようと画策する訳です…でも、その行き着く先は“不幸”のみです。他の利用者が利用できなくなるし、競技に興味あっても、周囲がガラ悪いとなかなか手が出せなくなるし、周囲からの評判も印象も悪くなるのは、当然の話です。

 

 

 

 

 

とあるアーティストは、大勢の観客を前にして、“自分を好きでいるなら、節度を守れ”と叫んだところ、それ以来、ファンを名乗る人々は“好きな人に恥を掻かせてはならない”という意識付けができたと聞きます…コレ、全ての分野で通じる話です。自分が“背負ってるモノ”が如何なるモノであれ、その評価が決まるのは、自分の立ち振舞いそのものであり、その印象だけで、人は物事を判断する材料にします…その意識が乏しい人ほど、YouTuberでも“常識外れ”な行動を取りやすいです。しかし、それを嬉々として見てる我々はどうでしょう?自分の価値観云々ではなく、まず、“人に誇れる振る舞い”ができてるかどうか、意識して見てはいかがでしょう…相手を敬う事は、ひいては自分自身を敬う行為であり、その真逆は、自分はもとより、自分に関わった全ての組織や、好きな物事全般の評価を下げる元凶となりかねません。

オグリん、YouTuberになるってよw

基本、オイラは言いたいことに関しては、なるだけ文章としてはてブTwitter、ブロマガで発信し続けてんだが、去年からの体調不良(糖尿病からの視覚障害)もあって、正直、画面見ながら文章を作成するのがしんどくなっている。もちろん、時事ネタを中心に発信したいツッコミネタは大量にあるが、どうも視覚障害の影響もあって、集中できない…そこで、来月から(多分、15日以降)、音声のみのYouTubeチャンネルを開設しようかと考え中。

 

 

ま、目的は広告収入という部分もあるが、基本はコレの“代理”です…いやね、ふと思いついたんですよ、視覚がダメになって、まともにバイトもできなくなるなら、眼が見えてるうちに、競走馬ぬいぐるみ(オグリキャップ)で撮りまくった様々な画像を、スライド形式で紹介する動画を作成して流せたらどうかなってw

 

 

 

 

で、試験的にこの週末からチャンネル開設に向けた動画(ラジオ形式)を作成して、ちょっと公開しようかと…ま、誰も興味ないだろうし、更新も気まぐれ(体調と相談)なんで、思った様なモノにはならんとは思うが、どうせ人生は一度きりなら、やりたい事が出来る間にやらないと…

 

 

 

 

 

 

 

てな訳で、今週末、“まもまもちゃんねる”開局準備の動画配信を行います!開設完了に関しては、Twitterで告知するんで、要確認です…ではでは。